———みなさん、こんにちは。今日これからのお時間は、大分トリニータオフィシャルサイトでも予告をしました通り、特別対談をお送りしていきたいと思います。それでは改めましてお二人の紹介をさせて頂きます。まずは株式会社大分フットボールクラブ・榎 徹社長です。
榎 徹社長(以下:榎):よろしくお願いします。
———そして、新電力おおいた株式会社・山野健治社長です。
山野健治(以下:山野):よろしくお願いします。
———最初拍手ではじめましょうというお話だったんですが、緊張でそれすら忘れてしまいましたね(笑)。実は山野社長は大のサッカーファン、トリニータファンと聞いていますが。
山野:はい。自分でも中学の頃からサッカーをしていたというのと、日本が最初にワールドカップに出場した1998年のフランス大会のときは、フランスまで見に行きました。そのくらい大好きです。
———そうなんですか!筋金入りですね。
榎:凄いですね。
———では大分トリニータの魅力ってどんなところだと感じていますか?
山野:やっぱり地元愛じゃないですね。大分のチームだっていったところ、"地域密着”ってところはJリーグの理念だと思いますけども、そこはたまらないですね。
———大分トリニータの活躍で県民がひとつになっている...そんな印象もありますよね。山野社長にはたっぷりと熱いサッカーのお話も聞いていきたいと思いますが、。まずは榎木社長。昨シーズンはJ1で大活躍してくれました。お疲れ様でした。まずは振り返っていただきたいと思います。
大分トリニータ 2019年シーズン振り返り
榎:昨シーズンは本当にありがたいシーズン、うれしいシーズンだったですね。最初にいつ勝ち点3が取れるのかというのが勝負だったと思うんですけどね、それを鹿島戦で実現できた。第1線ですよね。
———アウェイでしたよね。
榎:アウェイです。しかもアジアチャンピオンの鹿島に勝つことができたというのは。本当にうれしくて、こんなうれしいことはない...もう涙が出そうになってですね。横にいたうちの社員から「まだ早いっすよ!」って言われました。(笑)
———山野社長は泣いていたかもしれないですね(笑)
山野:そうですね。アウェイだったのでDAZNで観させてもらってましたけど、藤本選手の2ゴールは頭に焼き付いていますね。
榎:前半はですね、うちの戦い方がまだ相手に知られていなかったからというか、そんなに研究もされていなかったというのもあるし、うち自身も「やるんだ!」というところでかなり良い成績で、勝ち点29だったかな?
ところが後半になると、やはりJ1のチームは元々強いですから、研究されてきて、しかもいろんな対策を練られてきて、引いて守られたり、ハイプレッシャーをかけられたりで、なかなか点を取れなくなったというのもありまして、前半が勝ち点29、後半が18ということで、後半の勝ち点で折り返すと36なんですね。勝ち点36というと...15位16位あたりなんで、結構これは厳しい結果といえます。
ですので、ものすごく良かったところと、実際厳しい課題も浮き彫りにされたシーズンでした。でも今年はそれをしっかり分析してですね、より良いチームにしていこうと思っています。
総括して去年は、やっぱりチーム的には素晴らしいシーズンであったことは間違いありません。我々クラブとしても、観客もドームだけなら1万6千人、2試合あった市営陸上競技場を入れても1万5千人を超えるお客様に来ていただいたんで、本当にいいシーズンだったと思っております。
今年は本当に、しっかりやっていかなければいけないなという気持ちですね。
———まずは「J1定着」というのをおっしゃってスタートした昨シーズンですが、最後は9位ですからね。
榎:ずっと7位できてて最後9位というのが「ん?」というのもあったんですけど、でも一桁順位というのは出来すぎといったら選手・監督に怒られますけど、本当に良かったなと思います。
これも本当にいろんな方が、山野社長をはじめ応援していただいた、そしてスタジアムに足を運んでいただいた、そういう方々のおかげだと思っています。
———山野社長はこの1年、どんな風に応援していたんですか?
山野:そうですね。スタンドにいたり、アウェイの時はテレビで観させていただいたり、ずっと観て(応援して)いましたけど、やはり前半線の快進撃が止まらなかったですね。
でも段々、研究されてきて苦労をして...でも、順位が下がらなかったですよね。なんとか踏みとどまってですね。
榎:そうですね。連敗というのがほとんどなかったんですよね。連敗が2つある、でも3連敗がなかったものですから、それが大きかったですね。
———山野社長はこの躍進は予想されていましたか?
山野:いや...すいません、あの...。とくにサッカー詳しい人ほど「難しいんじゃないか」と思ってたんじゃないですかね。特に今日は経営者の対談ということで、経営者目線でいうと、やはり運営費を考えるとJ1の中で一番少ないということで、逆にいうとそれだけ現場が頑張ったということですよね。
榎:おっしゃる通りですね。片野坂監督が「優秀監督賞」をもらったんですけど、その理由がですね、“少ない予算”の中ですごいパフォーマンスを出したということだったんですけど、とてもうれしいんだけど、何となく複雑だなぁと。(笑)
———見ている私たちもクスッとしてしまったんですけど。
榎:次にいただくときは、こういう事を言わせないようにしなきゃなと思いながら、まだ(運営費は)18位でしょうけどね。(笑)
———今年は2020年「J1定着」
榎:はい、定着を目指す。いま新しい3か年計画をつくろうとしているんですけども、やはりJ1にいるのとJ2にいるのとで全然違う景色なので、まずはJ1に定着して、今年、、、もしかしたら来年、再来年になるかもしれませんけど、もっともっと上を目指していきたいと思っております。
今年、私としては...試合ごとに一喜一憂するのをやめようと。(笑)
———試合ごとに一喜一憂されるんですか?
榎:ええ、毎年こういってるんですけどね。試合ごとどころかシーンごとに一喜一憂している。「やばい!」とか「なんだ今のは」とか(笑)。今年は落ち着きたいと思っています。目の前の試合に全力を尽くすということですね。
———今シーズンの活躍もますます楽しみですが
榎:はい、応援よろしくお願いします。
新電力おおいたについて
———山野社長は新電力おおいたの社長ということですが、まず新電力おおいたがどんな会社なのか教えていただきたいと思いますが。
山野:はい。新電力おおいたは2016年4月1日の「電力の自由化」を機に設立した会社です。
日本には10の大きな電力会社があって、九州では九州電力さんだけだったんですが、電気を売れるという国の規制が撤廃されたというのが「電力の自由化」になります。それを機に、地元・大分の企業と金融機関、自治体、それから大分フットボールクラブさんにも出資していただいて、できたのが「新電力おおいた」という会社になります。
会社設立時の設立理念が明快になっておりまして、『電気の地産地消』ですね。食の地産地消はよく聞くと思いますけど、それと同じように大分で作った電気は大分で消費しようという意味です。じつは電気の自由化の前までは、大分県から年間1000億円以上が県外に出ていました。これを大分県内に電力会社をつくることによって、せき止めようと考えたんです。
大分県内にはたくさん太陽光を中心に地熱、水力と、バイオマスなど自然エネルギーが豊富にあります。確か、千葉大学のデータだったと思うのですけど、大分県の自然エネルギーの自給率が全国1位なんですよね。
———そうなんですね。
山野:はい。大分は“自然エネルギー大国”なんですよ。この電気を地元に電力会社をつくって仕入れることによって、大分で使っていただくと、1000億円以上のお金が大分県内に経済循環するということす。
ということで、電気の地産地消で大分の皆さんに元気を与えたいという思いから会社を設立したのが、この新電力おおいたという会社で、皆さんからこの理念に共感していただいて、大変ありがたいことに、我々1年2年3年と電気を供給させていただいてきて。
会社をつくる際に、大分フットボールクラブさんはじめ株主の皆様に「3年で黒字にします」という約束をして、従業員の努力もあって何とか黒字(約束)を果たすことができてですね、少しずつですけどもトリニータさんのスポンサー料も増やすことができている、という流れになっています。
———大分で生まれた電気は地元・大分で使おうという取り組みは、それだけ大分の皆さんに浸透してきたということなんでしょうか。
山野:そうですね。
電気の地産地消についてもうちょっと具体例をお話すると、皆さんからいただいている電気代の一部は、例えば私たちの「会社案内」だったり、PR用の「チラシ」などの印刷も、当然地元・大分の印刷会社さんに発注して、印刷会社さんにお金が渡っています。あと、当社のCMとかご覧になったことがありますかね?
———はい、あります。
山野:あのCMも大分の広告代理店さんにお願いして、その代理店さんを通して大分のテレビ局にCM費用が皆さんの“電気代”から回っているんです。
当然、私たちスタッフの給料もそうだし、そういったものが皆さんの電気代で賄われているんです。今まで大分の外に出ていたものが中に落とし込まれて、経済循環している。そういったところが『電気の地産地消』という理念に結びついていると思っていて、大変ありがたい状況だと思っています。
———私たちもその『電気の地産地消』の取り組みに参加できるということなんですね。この辺りのお話はあとでまた詳しく伺うとして...。先程新電力おおいたは大分トリニータのスポンサーをなさっているというお話でしたが、山野社長はどういった経緯で大分トリニータのスポンサーになることになったのですか。
山野:そうですね、正直にいってしまうとですね。私の個人的な気持ちが大きくて。(笑)
———トリニータ大好きですから(笑)
山野:うちの社員から怒られることもあるんですけど... 今日はちょっと小ネタを持ってきまして...。
———これは?
山野:あの、トリニータの試合を見にきたことがある方はご存知だと思うんですが、試合の見どころが書かれたマッチデープログラムなんですけど、実は...このマッチデープログラムを最初に執筆したのは私なんですよ。
———これ、創刊号って書いていますね!2000年...わぁ20年前のものですね。
山野:こっちは第2号(2000年3月)の表紙...わかります?監督ですね...
———片野板監督!...お若い(笑)。榎社長、これ片野坂監督が何歳くらいのときですか?
榎:30代になるかならないかの頃ですよね。2000年だったら、28、29かな。
———レアですね。
山野:マッチデープログラムの中にはその日の試合の見どころやですね、相手チームの「こいつに注意しろ」みたいなことを書いてたりするんです。私の趣味が高じてこれ全部書いて、パソコンで打って、で書いたものをチームのチェックを受けて、印刷屋に持ち込んで...こういうものができたんです。
———お仕事としてですか?
山野:いえ、ボランティアです...。
———ボランティアで!わぁスゴーイ!
榎:ありがとうございます。
———(創刊号を見ながら)榎木社長、気になる選手はいらっしゃいますか?
榎:加地選手が写っているのがすごいなと思ってですね。
———時代を感じますよね。
山野:あと、今コーチなさっている吉坂さんとかですね。
榎:若いですよね、みんな。
———現在トリニータを支えている方々が、当時の現役選手として写っている。このプログラムを山野社長が執筆されていた。
山野:そうなんです。本当に1サポーターだったんですけども、書かせてもらってコピーして配っていたんですね。そしたら、チームのフロントの方が「これを公式にしても良いですか?」と言ってくれたんで、「よろこんで」と答えたのがこのプログラムのスタートだったんです。
榎:いや〜、すごいなでも。
———そんな山野社長が今やスポンサーでいらっしゃるという。
山野:なので、ずっと私はトリニータを1サポートとして応援させてもらっててですね、BtoC(Business to Consumer)いわゆる消費者向けの会社を私がご縁を頂いて社長をさせていただくことになったので、トリニータのスポンサーをしたいなと。
ただ、当時残念なことにチームはJ3に落ちちゃった時だったんですよね...。
———そうなんですね。では2016年からスポンサーに?
山野:そうです、はい。当時いち経営者の判断としては、大変失礼なんですけど、J3のチームにスポンサーをするというのは、それなりにやっぱり考えるところがあったんですけど、はい...ですが「行っちゃえ!」って言って、、社員に了解は取ってない。多分取らずに決めちゃったんじゃないかなと思いますけど。(笑)
榎:いや、うちにとっては大変ありがたい話だったですね。
山野:最初は選手が出てくる入口のところに小さい看板を出させてもらうことからスタートして、2年目はピッチに頑張って置かせていただいて、3年目にはありがたいことに冠スポンサーの試合までやらせてもらうようになってですね。
———すごいですね。J3、J2、J1という軌跡を間近で見ていらっしゃったわけですね。
山野:そうですね。はい。
———そんな山野社長も、これからも益々応援の熱が上がっていくんじゃないですか?
山野:そうですね。はい。(もちろん)仕事も頑張ってですね。トリニータと一緒に成長していければうれしいなと思います。
榎:ありがとうございます。
クラブと地元企業の関係について
———これからはお二方の会社の「企業理念」ですとか、地域に対する「社会貢献活動」について伺いたいと思います。まずは榎木社長、お願いします。
榎:トリニータの企業理念は『サッカーを通じて地域を元気にする』ということです。サッカーというか、スポーツ全般でもいいと思うんですけど、スポーツには地域を元気にする、地域をまとめる、そういう力があると思っているんですね。
我々はまず「サッカーでいい試合をみせる。ワクワクドキドキする試合をみせる。そしてスタジアムを面白くする。」というのが第一なんですけど、そこでみんなにワクワクドキドキを届けながら元気になってもらう。ということが第一ですね。
それだけではなく、私たちの方から積極的に外へ出かけていって、小さな子どもさんがたくさんいるような場所、学校だったり商店街、企業、いろんなイベントなどに出て、選手も一緒になってものを売ったりとか、そういうことをしながら地域と一緒になって、成長していきたいと考えています。
我々は目標の中に『大分と共に成長するブランドになる』というのがあるので、それを本当に実践していきたいなと思っています。そういう意味では、先ほど山野社長が言われた『電力の地産地消』。我々も地域と一緒になって成長しながら、地域にいろんなことを還元していきたい。
また今年からは「ゴミを出さない」「高齢者に優しいスタジアムをつくる」など、SDGsではないですけど、いろんな社会課題をトリニータを活用して地域と一緒に解決していく。会社やNPO、行政にもトリニータを使ってもらって、そうした社会課題を解決する一助になれたらと思っています。
私たちも視野を広げ、活動範囲を広げていきたいなと思っていますし、それが、トリニータが大分にあることの意味だというふうに思っていて、そうした大きな理念のところで、新電力おおいたさんと一致しているのかなと思っています。
———山野社長はいかがですか?
山野:そうですね。何ヶ月前ですかね。COP25(気候変動枠組条約第25回締約国会議)でグレタさん(スウェーデンの環境活動家:グレタ・トゥンベリ)という女の子から、大人が非常に怒られたことがありました。
あと、大変残念なんですが、日本は化石賞なんていう不名誉な賞をいただいて(温暖化対策に消極的な国に贈られる「化石賞」を日本は2度受賞)。これは石炭火力の発電を日本国内でなかなかやめられない、さらにそれを未だに海外に輸出しようとしているという理由からなんです。
環境問題って非常に大きいと思っていて、私たちの『電力の地産地消』という理念と、もう一つ『自然エネルギーの普及』というのがあります。先ほどいったように大分は自然エネルギー大国なので、この電気をできるだけ大分で使っていただければということで、私たちも活動を行っているところです。
また『地域貢献活動』という意味では、子ども達にこういったことを伝えられればということで、トリニータのホームゲームの中でも子ども達にソーラーカーをつくってもらうような環境教育イベントをやらせてもらっていて、クイズ形式で地球温暖化の問題について楽しく学んでもらったり、ソーラーカーを作って自然エネルギーに触れてもらったり。昨年は選手もソーラーカー作りに参加してもらって、楽しいイベントになりました。
それ以外にも、出前授業を行ったり、逆に弊社へ来てもらってですね、地域の子どもたちにこうした環境問題というのを考えてもらったり、そうしたことをさせていただいてます。
トリニータ応援プラン ニータンのでんきについて
———その他にも、私たちの生活により密着した、トリニータとのコラボレーションがあると伺っているのですが。
山野:はい。皆さん、【ニータンのでんき】って聞いたことがありますか?「ニータンのでんきってなんだ?」っていう声はネットでもよく見たりするんですけど。
———ぜひ、教えてください。
山野:トリニータのサポーター向けの電気料金プランを新電力らしく作りました。
【ニータンのでんき】に切り替えていただくと、まず電気代もお安くなります。そしてそれだけでなくてですね、「毎年の電気代の中から100円、大分トリニータへ寄付が行きます」と弊社が約束しているプランになります。
———【ニータンのでんき】は誰でも使うことができるんですか?
山野:はい。オール電化の一部のご家庭では今はまだ切り替えることができない場合があるんですが、予定では今年の4月からほとんどのご家庭で切り替えが可能となる予定です。
———なんだか、電気を切り替えるってすごく大変なことのように感じるのですが...。実際どうなのでしょうか?
山野:そうですね。電力会社から毎月検針票という請求書がきていると思いますが、その検針票を用意して、あとは書類に必要事項を書いて頂くだけで簡単に申し込みが完了しますので、そんなに大変な手続きは必要ありませんし、何かリスクが生じること(停電が増えるとか)もありえませんので、そこは安心して頂いて大丈夫です。
———意外と簡単に切り替えることができるんですね。ということは、今ご覧の皆さんで「じゃぁ、うちも【ニータンのでんき】にしてみようかな」と興味を持った方は、ぜひ新電力おおいたさんのホームページをチェックしていただいて、電気料金もお得になってさらにトリニータの支援もできるということですね。
山野:たかが100円なんですけど、例えばトリニータのサポーターが1,000人この【ニータンのでんき】に切り替えていただくと...いくらになりますかね?
———一、十、百、千、万、、、、あ、10万円!
山野:12ヶ月で?
———120万円!
山野:そうなんです。1,000人のサポーターの方が【ニータンのでんき】に切り替えていただくと、これ毎年必ず120万円のトリニータへの支援金が生まれます。
で、今、ホームスタジアムの平均が...去年は
榎:昨年は1万6千人ですね。
山野:仮にその中から1万人が切り替えると?
———えーと、1,200万円!
山野:毎年1,200万円だと大きくないですかね?
———榎木社長、ニコニコしてる(笑)
榎:頰が緩んできました(笑)
山野:なので、サポーターとして支援したいなぁという方は、ぜひご検討いただけたらなと思います。
———本当に簡単にできる支援の一つですね。ちなみに、現段階での【ニータンのでんき】加入状況ってどうなんですか?
山野:まだそんなにたくさんの方にご加入いただいている訳ではないので、ご加入いただきたいんですけど、それでも昨年は【ニータンのでんき】の寄付金から選手やスタッフがミーティングの際に使うスクリーンとプロジェクターを購入していただくことができました。
榎:私も使わせて頂いています。
———そうなんですね。使い勝手はどうですか?
榎:素晴らしいもので、監督もしょっ中使っていますよ。
———チームのミーティングをしたり、試合の戦略を練ったりとか、気持ちを一つにするために欠かせない道具ですね。またこれで1つトリニータが強くなりそうな気がしませんか。
山野:たくさんの方に加入して頂いて、もっとトリニータを支援できると私たちも嬉しいですね。
———ぜひ身近なところから応援して頂ければと思います。
榎・山野:よろしくお願いします。
2020年に向けて 皆さまへメッセージ
———さぁここまで、お二方の理念や共通の思いなどについて伺ってきましたが、お時間の方も近づいてきましたので、最後に2020年に向けてということで、ご覧の皆様にメッセージを頂きたいと思います。カメラ目線で...あちらですね。では榎木社長からお願いします。
榎:2020年は勝ち点55、6位以内を目指して、しっかり頑張っていきたいと思っています。苦しい戦いが続くと思いますが、不撓不屈の精神で決して諦めずに最後まで走り続けたいと思っています。それを支えてくださるのはやはり、ファンやサポーターの皆さま、色んな関係者の皆さまです。ぜひスタジアムに来ていただいて、選手の背中を押していただく、そして選手を直接叱咤激励していただきたいと思います。
そしてまた、間接的に【ニータンのでんき】を使っていただいて、背中をもうひと押ししていただくと、我々としてももっとうれしいなと思っております。よろしくお願いします。
———【ニータンのでんき】でぜひ支援をお願いします。では続きまして、山野社長から皆様へメッセージをお願いします。
山野:日頃からいつもお世話になっております。ありがとうございます。
トリニータのサッカーと同じように、私たちもブレずに、先ほどお話しした理念『電気の地産地消』、それから『自然エネルギーの普及』『地域活性化』この3つの理念を愚直に続けていき、引き続きトリニータの支援の方も一生懸命やらせていただけたらなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
———今日は大変貴重なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。今年ますますのご活躍、ご発展を祈念しましてこのあたりで締めくくらせて頂きたいと思います。
お話は株式会社大分フットボールクラブ・榎 徹社長、新電力おおいた株式会社・山野健治社長でした。ありがとうございました。
榎・山野:ありがとうございました。