今回は、別府市の「南光物産」を訪れ、原口智成社長へインタビューを行いました。
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皆さんは、「ざぼん漬」というお菓子を知っていますか?
この名前を聞いて、懐かしいと感じた方もいらっしゃるかと思います。南光物産様は、そんな大分県伝統の銘菓「ざぼん漬」の製造で有名な企業様です。本日は、社長の原口様にご対応頂き、南光物産様について色々なお話をお伺いしました。
本日はよろしくお願い致します。まずはじめに、南光物産様のご紹介をお願いしても宜しいでしょうか?
原口社長:南光物産は、大分伝統の銘菓「ざぼん漬」を代表とした食品の製造・開発をしています。工場は別府市鉄輪温泉にあり、地元「大分」の観光に根ざして成長してきた企業です。創業は昭和42年で、当時ざぼん漬を製造していた企業の4社が合併して協業組合としてスタートしました。
当時は「別府のお土産といえばざぼん漬」というほどの活況があり、ざぼん漬を製造している会社は30数社程もあったのですが、今でも別府でざぼん漬の製造をしているのは、当社を含めて数社となっていましたね。
-ざぼん漬の歴史をつないでいってくれている、貴重な企業様なのですね!その他にはどのような製品を販売されていますか?
原口社長:販売している商品は、主にお菓子やお漬物などで、約250アイテム程あります。製造工場では、大分県産の柑橘類を使用したお菓子や食品の開発製造をしております。
代表的な商品の「焼やせうま」は大分の郷土料理「やせうま」をイメージして香ばしく焼き上げた製品で、「全国菓子大博覧会」にて「名誉総裁賞」をいただきました。
また、「ゆず一番」は、大分県産のゆずを使ったジャムを、ふんわりとしたブッセで包み込んだ製品です。この製品は、スケートの「羽生結弦選手」のファンの方々から大変ご好評いただいており、SNSで話題にあげてもらったことがあります。
-ゆず一番!私もSNSで見たことがあります!「やせうま」も大分県民ならみんなが知っている郷土料理ですし、大分ならではの製品ですね!
原口社長:私たちは、設立以来積み重ねてきた信頼とノウハウをもとに製品開発を行っています。「地元ならではの製品」になるよう心がけています。
-ご紹介いただいた製品は、どれも大分県にかかわりがある製品でした。このこだわりには、何か理由があるのでしょうか?
原口社長:大分県には「一村一品運動」※というものがあります。私たちはこの運動に共感し、情報として発信する企業でありたいと考えているので、地場製品の開発・製造に取り組んでいます。
※当時大分県知事だった平松守彦氏の提唱した大分の市町村それぞれが1つの特産品を持つことで、地域活性化を図る運動
ー地場製品にかける熱意がひしひしと伝わりました!弊社も「地元密着型の電力会社」を志しておりますので、とても共感しました。
次に、電気の切り替えについて質問させてください。
-何故、新電力おおいたに切り替えて頂けたのでしょうか?その決め手等がございましたらお聞かせ下さい。
原口社長:南光物産では、地元での植樹活動から地場製品の開発・販売までを取り組むことで、「地域内経済循環」を推し進めています。営業の方から会社紹介を受けたとき、同様の目標を持たれていると聞きました。それに協力をしたいと思ったからです。
-大変光栄です。電気の切り替えが大分の地域活性化につながるので、もっとこの輪を広げていきたいです!
切り替えの申込処理のなかで、うまくいかなかったことや、問題等はございませんでしたか?
原口社長:スムーズにご対応いただいたと思います。問題もなかったですね。
-ありがとうございました!最後に、現在PRをしたいことや、お知らせなどございましたら、お聞かせください。
原口社長:去年から続くコロナウイルスの影響により、卸先の企業様から大量の返品が発生しました。南光物産では、食品ロスを防ぐため、引き取った製品を値下げして販売しています。この時点で利益はありませんが、それでも余ってしまったものは、地域の児童施設等に無償で提供しています。
賞味期限も残っていますし、通常の物と何ら変わらないのですが、せっかく作ったものを廃棄するのはもったいないです。
-消費者からすれば、新品と何ら変わらない製品が安価で購入出来る上に、食品ロスの削減にもなるわけですから、この特別なチャンスを逃さないで欲しいですね! 本日はご協力いただきましてありがとうございました!
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南光物産
〒874-0041
大分県別府市北鉄輪 1組
【ご連絡先】
0977-66-4151
【公式オンラインショップ】
https://zabon.shop/