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2020.7.31湯布院にて、避難所O・SO-LARの竣工式が行われました!

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー⑦

 

「避難所O・SO-LARプロジェクト」イベント報告

 

去る7/3(金)10:00より、「クアージュゆふいん」にて、由布市株式会社デンケン(新電力おおいたの親会社)で締結した事業「湯布院福祉センター 避難所O・SO-LAR」の竣工式が行われました。

 

今回はその竣工式の様子をレポートしたいと思います。

 

が、その前に、、、。まずは避難所O・SO-LARについて簡単にご説明させてください。前置きが少し長くなってしまいますが、「避難所O・SO-LARの目的や役割」をしっかりご理解いただいた上で竣工式レポートをお読みいただくと、よりわかりやすいと思います。

 

以前の記事を読んで知っているよ〜という方は「竣工式レポート」からお読みくださいね。

 

 

避難所O・SO-LARとは

 

避難所O・SO-LAR」とは、災害時に避難所として使われる施設の屋根に太陽光発電設備を設置し、電力の供給がストップしても自家発電(太陽光発電)で避難所の電気を賄えるようにするシステムです。

 

新電力おおいたは、親会社である株式会社デンケンと共同で「避難所O・SO-LARプロジェクト」を立ち上げ、大分県内に避難所O・SO-LARを設置する取り組みを行っています。

 

目的

 

  • 災害時の「非常用電源」の確保 (=地域住民のサポート)
  • 再生可能エネルギー、地産地消エネルギーの普及

 

取り組み内容

 

  1. 災害時に避難所として使われる施設の屋根に、太陽光発電設備を設置
    デンケンが避難所として使われる施設の屋根を借り、太陽光発電設備を設置します。
  2. 蓄電池を設置
    太陽光で発電ができない夜も、昼間のうちに蓄電した電気を使うことができるよう、蓄電池(電気を貯める電池)を設置します。
  3. スマートフォンの充電ケーブルを設置
    連絡を取り合ったり、情報を得たり。災害時、スマートフォンは非常に役立つものです。一人でも多くの方がスムーズにスマートフォンを充電できるよう、複数の充電ケーブルを設置します。

 

1〜3の設置費用、付随する必要経費は全てデンケンが負担します。

 

私たちがこのプロジェクトを立ち上げた思いや、避難所O・SO-LARの役割の詳細については、「避難所O・SO-LARプロジェクト。停電時に避難所の電力を自家発電で賄います」に詳しく書いています。ぜひ読んでみてください。

 

さて、お待たせしてしまいましたが、次からが竣工式レポートです!

 

 

湯布院福祉センター「避難所O・SO-LAR」竣工式レポート

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー⑪

 

当日はあいにくの雨模様。しかし、大勢の関係者の皆様、メディアの皆様にお集まりいただくことができました。

 

もちろん、マスク、消毒、ご列席の皆様の席の間を広くとる、、、などコロナウィルス対策も万全です。

 

会場では、開式前からO・SO-LARについて多くの質問が飛び交い、今回の事業に対する関心の高さを実感。嬉しい反面、身の引き締まる思いがいたしました。

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー①

 

会式前に避難所O・SO-LARについて取材を受ける、新電力おおいた社長、山野賢治。

 

いよいよ開式!

 

進行役を務める、由布市議会議長 佐藤人巳氏が開式を告げると、会場はあたたかい拍手に包まれました。

 

そして由布市長、デンケン社長による式辞へ。

 

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー②

 

まずは由布市市長 相馬尊重氏が、

 

「近年、全国的に大きな自然災害に見舞われている。大分県も熊本・大分地震、台風などで被害を受けた。そうした災害に備えることは市政の課題。今回、包括連携協定を結ぶ株式会社デンケンに非常用電源となるO・SO-LARを設置してもらったことは、市民の安全を守ることにつながる。これを機に、市としても防災意識をさらに向上させ、災害に強いまちを目指したい」

 

と、O・SO-LARへの思いと、今後の展望を述べました。

 

デンケンに対しても、「(今回のこと以外にも)地域の雇用創出など、幅広い分野であたたかいご支援をもらっている」

 

というお言葉をいただき、地域に根付いた企業として誇らしい思いでいっぱいに。

 

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー③

 

株式会社デンケン 代表取締役社長 石井源太は、

 

「由布市に本社を置いてもう23年になる。一昨年、由布市と包括連携協定を結んだことで、それまでは間接的にしか協力できなかった部分に、直接関わることができるようになった。電気は私たちの生活になくてはならないもの。もしもの時に備えて非常用電源を提供することで、安心して暮らせるまちづくりに、小さな力ではあるが協力したい。今後ますます地域に貢献できる企業になりたい」

 

と、地域への思いを熱く語りました。

 

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー④

 

続く、由布市議会議長 佐藤人巳氏の祝辞では、

 

「地元企業デンケンにこのように素晴らしいものを設置してもらい、一由布市民として喜ばしく、また心強い」

 

というありがたいお言葉も飛び出し、、、。

 

私たちは感謝を胸に式の進行を見守りました。

 

 

湯布院福祉センター 避難所O・SO-LAR事業の概要説明

 

〜地域住民も、観光客も幅広く使える非常用電源に!〜

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー⑥

 

いよいよ新電力おおいた社長、山野健治の登場です。

 

大勢のご列席者の皆様、メディアの皆様を前に、O・SO-LARの概要を説明するという大役を果たしました。

 

  • 避難所O・SO-LARプロジェクトの仕組み
  • 由布市、デンケン、新電力おおいたがどう関わっているか
  • O・SO-LARの具体的な概要
  • 蓄電池について
  • スマートフォン用充電ケーブルについて
  • 災害時どう活用できるのか etc...

 

少し長いお話になりましたが、皆さん興味深げに、そして真剣に聞いてくださいました。

 

ここでは概要を項目ごとにまとめてご紹介いたします。

 

なぜ由布市なのか?

 

株式会社デンケンと由布市は、2018年11月、地域の課題解決を目的として、防災・災害、福祉、子育て、環境エネルギー分野における、包括連携協定を締結しました。

 

簡単にいうと、由布市とデンケンが「協力して地域の問題を解決しよう!」という約束を交わしたのです。

 

今回は、この包括連携協定における「防災・災害対策」の一環として、由布市内2箇所に「避難所O・SO-LAR」の設置が決まりました。

 

湯布院福祉センターの他、同じく由布市内の「特定非営利活動法人 石城コミュニティースペース庵」様にも設置しています。

 

由布市福祉センターに設置したO・SO-LARの概要

 

由布市社会福祉協議会

 

住所:大分県由布市湯布院町川上2863

太陽光発電設備容量:59kW 

全量売電 蓄電池容量:2kWh(スマートフォンで100台充電可)

自立運転用コンセント数:9口(晴天時の自立運転でスマートフォン900台以上充電可)

 

今回設置した太陽光発電設備の容量は59kw。一般家庭であれば20軒相当の電力がまかなえる量です。

 

災害時、O・SO-LARはどう役立つのか

 

災害で電力の供給がストップしても、蓄電池に貯めている電気を利用したり、晴天時は設置した自立運転用コンセントから直接電気をとったり。いわゆる「非常用電源」として活用することができます。

 

自立運転用コンセントで昼間のうちに蓄電池を充電すれば、太陽光で発電することができない夜も電気の使用が可能です。

 

湯布院福祉センターには自立運転用コンセントを9口設置していますので、センターに避難された方だけでなく、近隣にお住いの方、地域柄多い観光客など、より多くの皆さんに非常用電源としてお使いいただけると考えています。

 

あ、「自立運転用コンセントって何?」という方もいらっしゃるかもしれませんね。簡単にご説明しておきますね。

 

太陽光発電設備の自立運転、自立運転用コンセントとは

 

太陽光発電設備の多くは、停電時も電気が使えるよう、自立運転を行う機能を備えています。自立運転とは、太陽光で発電した電気を、電力会社を通さずに“直接”使える機能です。

 

ただし、通常運転モードのままでは直接電気を使うことはできません。パワーコンディショナーを自立運転モードに切り替え、使いたい機器を「自立運転用コンセント」に接続する必要があります。

 

コンセント(9口)

 

実際に湯布院福祉センターに設置された自立運転用コンセント。

 

自立運転用コンセントは、パワーコンディショナーに装備されているものが多いですが、自由に配置できるものもあります。湯布院福祉センターの場合は、多くの方が使いやすいよう、外に配置しています。

 

これは一般家庭用の太陽光発電設備にも当てはまります。太陽光発電を設置しているご家庭は、いざというとき困らないよう、自立運転用コンセントの場所を確認しておくと良いでしょう。

 

由布市・デンケン・新電力おおいたの役割

 

避難所O・SO-LAR事業は、由布市、デンケン、新電力おおいたが協力し合うことで成立しています。

 

  • 由布市...湯布院福祉センターの屋根を無償で貸与
  • デンケン...太陽光発電設備+蓄電池+スマートフォン充電ケーブルの無償設置・管理
  • 新電力おおいた...太陽光発電で発電した電気、施設で使った電気の計量

 

 

テープカット、そして閉会

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー⑦

 

概要説明が終わると、由布市市長 相馬尊重氏、株株式会社デンケン社長 石井源太、来賓の皆様によるテープカットが行われました。

 

そして閉式へ。

 

多くの方々のご協力を得て、無事に式典を終えることができ、ほっと胸を撫で下ろしました。

 

 

多くのメディア取材に対応

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー⑧

 

竣工式には、テレビ局、雑誌社などたくさんのメディアの方々が来てくださいました。

 

閉会後、山野はひっきりなしにくる取材への対応に大忙し!

 

緊張の汗を流しながら、、、ではありましたが、避難所O・SO-LARプロジェクトについて、たくさんの方にご理解いただくありがたい機会です。精一杯対応させていただきました。

 

テレビカメラを前に、改めて避難所O・SO-LARの役割や地域への思いについてお話しさせていただきました。

 

新電力おおいた_由布市_避難所ソーラー⑨

 

蓄電池、スマホ用充電ケーブルを前に、その役割、重要性を伝えさせていただきました。

 

 

最後に

 

今回の竣工式は、本来であれば3月に予定されていたものでした。しかし、コロナウィルスの影響で延期になり、、、。ようやく迎えられた「今日、この日」。

 

社長の山野をはじめ、社員一同、万感の思いで式典を見守りました。多くのメディアを通して、「避難所O・SO-LARプロジェクト」について広く知っていただく機会にも恵まれ、大変有意義な1日になったと思います。

 

避難所O・SO-LARプロジェクトはまだはじまったばかり。これからも地域のために、そこに暮らす大切な方々のためにこの活動に積極的に取り組んでいくつもりです。

 

最後になりましたが、竣工式開催にあたりご尽力いただいた多くの皆様に厚く御礼申し上げます。